撮影者紹介

 xxx (中国名:張 宇   PenName:xxx)

 6年も前から毎夏モンゴルで旅をし、日本の大学生に乗馬も教えます。張さんのプロデュースしている旅は過酷ではあるが、壮大そのもので、都会で飼いならされた現代の若者に、野望と自信を与え、忍耐力と感性が磨かれます。張さんの旅は、純粋にモンゴルを愛し、自然を愛し、そして長く暮らしていた日本を愛している張さんだからこそできることだと思います。写真で映される面々は、張さんの生き方と信念、自由への気迫、愛の渇望、そして日本の若者への強いメッセージと期待を感じとれます。

 

草原の勇者たちへの手紙より

2002年9月

僕はいつも季節を忘れる。あの大草原では今は秋だ、草も黄色になった。実る秋もどこか寂寥感がある。

しかし今の僕はとても幸せだ。多くの思い出、かけがえない友人、それは僕のこれから一年の寮糧になるだろう。この勇者たちと会う度に、あの旅を想い出して、そして忘れかけていたいささかなことも想いだされる。

することのなさは、人間にとって一番恐ろしい、きっと。責任からではなく、自分の良心に従い、自分の愛情から、しなければいけないことが、たくさんあった。だから、この夏、達成感があった。しかしその達成感の裏に、多くの友人の力、多くの応援と信頼があった。だから今の僕は感激いっぱいだ。

人は他人や社会、といったマボロシのようなもののために生きる以前に、自分のために生きているはずだ。そう考えて、信頼と友情の真意をはじめてわかる気がする。自己という存在を確立していなければ、他人の存在をどうやって理解するだろう。人の力も踏みにじまれるだろう、たとえ暖かい言葉を口に挟んでいても。

幸せとは・・・のようなこと、私は一度も考えたことがない。自分のある時、ある空間にいる時の気持ちだけは真実だと思う。その中に戸惑い、ゆれる自分は、どこか生きている実感がある。だから喜びや苦しみや豊かさや貧しさのようなものより、それを一刻一刻に感じとることがより大切な気がする。

世の中は本当にすばらしい。建築をみても、機械をみても、ファッションをみても・・・すべては人の一生の願いでできているものに思える。主義や政党も面白い、しかし、それは人が作ったものという意味では目に見えるものと変わらない。HonRyuも目に見えはしない。しかしその中に確かなものがある。感動、そのものであってほしい。

 

旅の写真展Topモンゴルの旅企画紹介

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