大草原の街、現代モンゴル

モンゴル国と中国の中の内モンゴル自治区との違いについて簡単に書きます。

１． 言葉と文字の違い
言葉は互いに通じている。
モンゴル国はロシア文字を使っており、内モンゴル自治区は古くから使われている
馬の形に彷彿させる縦書きのモンゴル文字を使っている

２． 服装の違い
同じモンゴルの民族衣装でも、モンゴル国の方は地味で、内モンゴルは青、赤などの派手な色を使っている。形はほとんど一緒です。

３． 食事の違い
モンゴル国はロシアの影響が強く、洋食に近い。内モンゴルは中国の影響が強く、中華に近い。もっとも、草原に入ったら、どちらでも羊料理がメインです。

４． 馬頭琴とホーミー
モンゴルといえば、馬頭琴とホーミーは挙げられるだろう。現在、ホーミーについてモンゴル国が優れており、馬頭琴は内モンゴルが優れている。

５． 馬
内モンゴルの馬は、モンゴル国より平均にして、若干背が高い。もっともモンゴル馬という意味では変わりはないが。

６． 自然
どちらでも、蒼き草原で、壮大という言葉にふさわしい。モンゴル国は起伏がさらに激しく、地形も複雑で、岩石など散らばる原始的な草原といえる。野生動物も多い。内モンゴルの草原は、比較的に平坦に広がっている。近年来、狼や鷲など野生動物が少なくなっている。

７． 歴史
モンゴルの歴史講座を開講予定。（モンゴル以前のモンゴル高原、チンギスハンの時代、分裂時代、中国清王朝支配下のモンゴル、モンゴルの独立、社会主義モンゴルなど）